地球上のすべてのものは循環している
- 藤林 丈晴
- 2022年6月6日
- 読了時間: 3分
更新日:2022年10月22日
はじめまして、四柱推命鑑定師の藤林です。
初のブログとなりますので、僕が行っている四柱推命について、
【循環】をテーマにお話しいたします。
突然ですが、私たちが生きているのは地球です。
ブログのタイトルのとおり、地球上のすべてのものは循環しています。

循環と言われましても、何が循環しているの?
と疑問を抱く人も多いのではないでしょうか。
この何が?について、四柱推命の観点から話します。
四柱推命では、陰陽五行説という学問が使われています。
陰陽五行説とは、紀元前3000年頃に成立した古代中国の陰陽説と、
紀元前2000年頃に成立した五行説が合わさって誕生したものです。
日本に陰陽五行説が伝わったのは、飛鳥時代頃(592年~710年)ごろと言われています。
陰陽説とは、物事を陰と陽に分ける考え方。
皆様もこのマークを見たことはあるのではないでしょうか?

例を挙げると、
【明】が陽、【暗】が陰
【動】が陽、【静】が陰
【男性】が陽、【女性】が陰
【昼】が陽、【夜】が陰
【夏】が陽、【冬】が陰
【暖】が陽、【寒】が陰
【太陽】が陽、【月】が陰
といったもの。
世の中は、常にこの陰陽のバランスが保たれ、成り立っています。
五行説は世の中のもの(森羅万象)は、
【木】【火】【土】【金】【水】の五つの要素で構成され、成り立っているという考え方。

木は燃えて火を生み、
火は燃えて土が生じ
土は地中から金を生み出し、
金は表面から水を生じ、
水は木を育てる
といった循環があります。
陰陽説と五行説を合わせると、
五行の【木】【火】【土】【金】【水】はそれぞれ陰と陽に分けられます。
木の陽=甲
木の陰=乙
火の陽=丙
火の陰=丁
土の陽=戊
土の陰=己
金の陽=庚
金の陰=辛
水の陽=壬
水の陰=癸
この甲~癸までの十個を十干といいます。
十干は空間のエネルギーを表します。
そして、この世界はそれぞれのエネルギーが循環しているのです。

この循環には、時間の概念が加わることで、いつどのエネルギーが巡ってきているかを認識することができます。
時間を表すのは、十二支です。
十二支は、ご存じの人も多いと思いますが、
【子】【丑】【寅】【卯】【辰】【巳】【午】【未】【申】【酉】【戌】【亥】で、
それぞれ、
子=12月
丑=1月
寅=2月
卯=3月
辰=4月
巳=5月
午=6月
未=7月
申=8月
酉=9月
戌=10月
亥=11月
となります。

この十干と十二支を組み合わせると、全部で60個のペアができます。
このペアを干支といいます。


この60個の干支はそれぞれ、年、月、日、時間で巡っております。
年でいうと、
2022年は壬寅の年
2023年は癸卯の年
2024年は甲辰の年
月でいうと、
2022年6月は丙午の月
2022年7月は丁未の月
2022年8月は戊申の月
日でいうと、
2022年6月6日は庚寅の日
2022年6月7日は辛卯の日
2022年6月8日は壬辰の日
といった具合です。
まとめますと、
四柱推命では、この干支の循環を読み、巡っている干支を基に人々の運勢を占います。
循環が前提ですので、
動の時期、静の時期、明の時期、暗の時期、皆様に巡ってきます。
この世の中は、循環しているのが原理原則ですので、
人生が上手くいっている人は、循環していることを良く理解している人と言えそうです。
どういうことかというと、
循環を止めるような人と、循環を生み出す人、
いつまでも過去にとらわれている人と、変化に柔軟に対応していく人
どちらの人が、人生上手く行くかは言うまでもないでしょう。
ですが、人は自分事となると、そんな原理原則まで忘れてしまうことも。
この記事を読んでいただき、
「ご自身が60干支のどのエネルギーを持って生まれてきたのか?」
「ご自身の持っているエネルギーと、
今世の中に巡ってきているエネルギーとの関係や相性を知りたい」
という人は、鑑定を受付けておりますので、ご予約をお願いいたします。
今回は、初回のブログ公開で、循環をテーマに四柱推命の基になる考え方お話しました。
それゆえ、抽象的でイメージしにくい部分もあると思います。
より具体的なお話は、今後、ブログでも順番にお話ししていきますので、
楽しみにしていてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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