【十干】壬(みずのえ)🌊
- 藤林 丈晴
- 2022年6月22日
- 読了時間: 4分
こんにちは😃
四柱推命鑑定師の藤林です。
今日は十干の壬についてお話します!
十干とは、
五行である【木】【火】【土】【金】【水】をさらに陰陽で分類したもの。
木の陽=甲 木の陰=乙
火の陽=丙 火の陰=丁
土の陽=戊 土の陰=己
金の陽=庚 金の陰=辛
水の陽=壬 水の陰=癸
ですね。
詳しくはこちらでも説明しております!
さて、今日は十干の壬のお話になりますが、見るところは赤い□で囲った日柱の干支です。

壬は、陰陽五行では、水の陽(+)、自然界では海や大河を表します。
壬の人の性質は、海や大河をイメージするとわかりやすいです。
水は万物の源泉。
水は、常に流動し、どんな器に入れてもその形に姿を変えます。
そのため壬の人は、柔軟でアイデア豊富。常にフレキシブルな発想ができ、知恵もあり、才能豊かなタイプです。
水はどこに流れても周りを巻き込むので、社交的で世話好き。人とよくなじみ、自然にその先頭に立つことも多いでしょう。
逆に、人の意見に左右されやすかったり、自分のペースを作りにくい傾向にあります。
海や川は氾濫を起こすと全てを流し去る怖さがありますが、同様に感情が決壊すると誰にも手が付けられなくなります。
水は流れが止まると濁って腐ります。澄んだ水でいるために、束縛されない自由な環境を求めると良いでしょう。
他には、
時代の流れに乗って活動したいという願望がある
器が大きく組織を作れる
先見性があり、変化を敏感に読み取る
向上心があり、努力を惜しまない
戦略的思考で知力、行動力を備えている
一つのことに固執せず、臨機応変な対応ができる
普段は穏やかで優しい雰囲気
信念のためなら命をかける
目標が無ければ成長できない
短期で衝動的
人の喧嘩まで請け負う
といった特徴があります。
壬のパターンは、60干支では、
【壬申】【壬午】【壬辰】【壬寅】【壬子】【壬戌】の6つ。
同じ壬でも若干、特徴が違ってきます。
特に、壬辰は別名「カイゴウ」と言われます。かいごうには「庚辰」「庚戌」「壬辰」「戊戌」と4種類ありますが、いずれにしても、とても気性が荒いというか気が強いので、女性は結婚に縁遠くなると言われます。頭がよく、たくましいので成功者が多いと言われます。
【壬】の人の今年(2022年)は、
今までよりも強気になります。
あまりハッキリ意思表示をしないタイプの人も、今年は行動や言葉でそれを表すことが多くなります。
妥協ができない年で、独立心が強くなります。親元からの自立、転職、引っ越しなど、対立、分離が起きやすくなります。
自分の欲に素直なときなので、大きな変化も自分の望む方向に進むために必要なものであることが多いでしょう。
仕事では協調性がなくなり、自分中心に物事を考えるので、組織の中では動きづらくなります。上司や同僚との争いや分裂なども起こしがちに。
フリーランスや自営業に転身するには良いタイミングです。
腐れ縁や悪い縁も切れていきます。
自分がやりたいことのためには頑張るので、企画を提案したり、営業などの成績も上がったりします。ですが、頼れるのは自分の力だけと思いがちで、間違った方向に進んでいても、アドバイスを受け付けず、自分一人で受けて立つ状況になりやすいでしょう。
恋愛では自分に忠実なあまり、相手に合わせることができなくなるので、恋人同士には試練のときです。
相手の気持ちをくみ取れないことも多く、ギクシャクしやすくなります。
本当の意味でかみ合っていなかった愛情関係は、ピリオドを打つことになりがちです。
新しい出会いは、本当に自分に合う相手を求めるので、なかなか難しくなります。
ところが、見合い結婚は条件優先の出会いのため、急に結婚ということもあり得ます。
見合いは自分のことだけを考えればいいからです。
とはいえ、離婚率は高いです。
本来、個人主義で自分優先の年なので、今年出会った相手とは結論を急がない方がいいでしょう。
ご自身の日柱の干支が【壬】であるか気になる人は、
鑑定のお申込みを是非よろしくお願いします!
次回は水の陰、【癸】についてお話しします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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