印綬の特徴
- 藤林 丈晴
- 2022年9月1日
- 読了時間: 3分
こんばんは
四柱推命鑑定師の藤林です。
今日は通変星の印綬についてお話しします。
通変星についてはこちらで説明しておりますので、参照下さい。
印綬は通変星の5つのグループ(自立星・游星・財星・官星・印星)のうちの印星の1つです。

印星は、知性を表し、様々な分野の知識が豊富で、何かを学ぶことに喜びを感じ、頭の回転も速く、物事を論理的に捉えることが上手です。
そんな印星の1つである印綬は、勲章を飾る組紐のこと。
名誉や高い身分のシンボルです。
印綬が主星の人は、小さい頃から賢くて様々な才能に恵まれています。
読書好きなのも、この星の特徴。
本を読むことは、おおいに知的好奇心を満たしてくれるので、自然に本の世界にはまってしまいます。
真面目に学ぶので成績優秀。
冷静沈着で計画性があって何事もきちんとこなします。
しっかり者のインテリで、時間をかけて研究すれば、その道の権威にもなり得ます。
しかし、きちんとしてお行儀がいい反面、大胆に現実を切り開いていく度胸や決断力には欠けます。
理論派で書物や過去から多くの事を学ぶので新しいものよりも古いものを意識し、大切にします。
変化には弱く、激しい競争も苦手です。
学問、教育関係、大企業の研究職や公務員、そして伝統的なことを受け継ぐ宿命もあるようです。
何事も理屈で割り切っていくため、時にはヒンヤリとした印象を与えることもあるようです。
印綬は母性の星でもあります。
そのため、理知的に見えても、実は情愛が細やかで優しい人です。
後輩や年下を教え導くことにも熱心です。
印綬は勲章を表すとおり、
出世やお金よりも、名誉を重んじており、他の人の模範となるような人物でありたいというのが、この星の生き方の基本です。
印綬のキーワードは、習得本能、母性愛、理屈っぽい、人に教える、無知が嫌い、勉強、研究、優しい、思いやり、伝統を守る、親兄弟思い、頭で考えすぎ、ワンテンポ遅れる、実行力が必要、失敗を恐れる
といったワードになります。
印綬の特徴は以上になりますが、実際に有名人を上げてみたいと思います!!
主星が印綬の有名人は、私が調べて見つけたのは、
松嶋菜々子さん、イチローさん、加藤浩次さん、劇団ひとりさん、向井理さん、篠原涼子さん、上野樹里さん、常盤貴子さん、タモリさん、菅善偉さん、田中裕二さん、東山紀之さん、鈴木亮平さん、でした。
では、松嶋菜々子さんの命式を見てみましょう!

命式の月柱の蔵干通変星を主星や中心星といいますが、
ご覧のとおり、主星に印綬がありますね。
松嶋菜々子さんは、主星の印綬の上に比肩があります。
この場合は、印綬に比肩の性質が加わり、独立心と利益を追い求めるパワーが強まります。
確実なやり方で、物事を進めていく性格で、人の面倒見も良いため地位を固めていくでしょう。
主星の下の十二運も冠帯ですので、とても品があり、華やかな人になります。
多くのドラマや映画に出演し、活躍されているのも納得です。
日干支と月干支が宿命大半会なので、これからさらにスケール大きく活躍するでしょう。
以上で、印綬のお話を終わりにします。
自分がどの通変星を持っているか、その通変星がどの位置にあるのか、是非確認してみてください。
LINE@で生年月日を送信いただければ、
鑑定書(1枚版)を無料で送らせていただきます。
次回は動物占いの基ともなっている十二運についてお話しします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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