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正財の特徴

こんばんは

四柱推命鑑定師の藤林です。


今日は通変星の正財についてお話しします。


通変星についてはこちらで説明しておりますので、参照下さい。

正財は通変星の5つのグループ(自立星・游星・財星・官星・印星)のうちの財星の1つです。

財星は、人脈や金脈を表し、さりげない気配りができて誰とでも仲良くなれる人。サービス精神が旺盛でコミュニケーション能力も高く人を動かせるという星になります。


世の中は人・物・お金・情報の4つの要素がありますが、最も大切なのは、人でしょう。

物もお金も情報も、人が運ぶからです。


社会で活躍していくためには、この財星が持つ長所を先天的・後天的にかかわらず、備えておきたいものですね。


そんな財星の1つである正財は、堅実で信頼度抜群のキャラクターです。


正財は動く財である偏財に対して動かない財を表します。


正財を主星に持つ人は、保守的で真面目。自分のテリトリーの中でコツコツと時間をかけて財を成します。


基本的に用心深く、実現できるかどうか分からないような夢は見ません。


決して面白みのあるキャラクターとは言えませんが、慌てず騒がずしっかりとした足取りで生きていく姿に、自然と周囲の信頼が集まります。


スケールは小さいながらカリスマ性があり、組織や自分と同じ考えの仲間やグループを大切にし、その中で個性を活かせます。


そこを守り、誰かに尽くしたり求められることに応えることが、生き甲斐や存在意義につながります。


リアリストで現実に強いという意味で、偏財の人より正財のほうがある意味シビアです。本来、気が小さいので大勝負はしませんが、1つの道に徹して伸びる人です。


地味で目立たないように見えて、一途に1つのことに打ち込むことで評価されて、多くの人に対して求心力を持つ存在、リーダーにもなります。


孤独に弱く、自分がいる小さな世界とそこの人々を守ろうとして、外にいる人を疑ったり排除したりもしがちです。


金銭に関しては、倹約家で蓄財の才能があります。正財の人は変化を恐れて何かあったときのために備える傾向があります。


正直すぎて損をすることもありますが、それも正財の人の危機管理。儲けより大きな損を恐れます。


正財は妻の星とも言われますので、男性が正財を持っていると結婚運があると言われます。


保守・安定・堅実・誠実といったことが結婚願望のある女性にとっては受け入れやすく、安心材料になるのでしょう。


正財のキーワードは、誠実、真面目人間、家庭的、貯金、堅実、慎重、変化に弱い、正義、

といったワードになります。


正財の特徴は以上になりますが、実際に有名人を上げてみたいと思います!!


主星が正財の有名人は、ソフトバンクの創設者、孫正義さん。


孫さんの命式を見てみましょう!

命式の月柱の蔵干通変星を主星や中心星といいますが、

ご覧のとおり、主星に正財がありますね。


孫さんは、今や知らない人はいないソフトバンク、大企業の創設者。


正財は上記で話した通り、保守的で堅実で、冒険は好まないタイプではありますし、小さな世界でリーダーシップを発揮する星であることを考えると、孫さんの主星が正財なのは意外に見えますが、


起業したときも、事業を拡大しているときも、新規事業を立ち上げるときも、

そういうことですら、冒険の範疇にないくらい、危機管理をしていて、

現実的に成功することがあたりまえというくらいに緻密な計画があったりするのでしょうね。


ソフトバンクは大企業ではあるけれど、孫さんにとっては小さな世界という感覚で経営をやっているんだろうなと考えます。


なので、正財の人が何か大口を叩いたら、

それは本人にとっては大口などではなく、

成功が現実的にイメージできることである、やれて当然という自信の表れなのでしょう。


勝ち戦しかしない正財さん。

やると言った時点でもう勝負は決まっているんでしょうね。


以上で、正財のお話を終わりにします。


自分がどの通変星を持っているか、その通変星がどの位置にあるのか、是非確認してみてください。


LINE@で生年月日を送信いただければ、

鑑定書(1枚版)を無料で送らせていただきます。

次回は行動力を表す官星の一つ、「偏官」についてお話しします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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